エネルギーを浪費することなかれ。それはあなたの魂と肉体を弱めることになる。同時にそれは、あなたの心の奥深くにある神聖な場所、あなたの中の神を離れ、自らを外へと追いやることになる。
そうすると、あなたは隣人の神殿に寄りかかり、求め始める。何故なら、あなたの魂と肉体のエネルギーが減少しているからである。
自らの神殿に住んでいない者は、自分自身が聖霊の神殿にいることを徐々に忘れる。それは、その人が以下のような神殿の秩序をもはや守っていないからである。
あなたの中に留まりなさい。あなたにとって、隣人にとってのすべては、聖域の中で経験し受け取ることになるのだから。あなたが何を言うか言わぬかは、すべてあなたの中で聞き分けることができる。日々の仕事のエネルギーも、聖域の中で、あなたの中で、受け取ることができる。
自分の中の神殿を純粋に保とうとしない者は外側に神殿をつくるか、あるいは儀式、教理、礼拝を是認する形での自分のエネルギーを通して、かつ自分の才能とお金を使っ て、その神殿を維持する。するとその人は、神聖な神の秩序ではない規律の囚われ者となるのである。
神の中、つまり自分の神殿の中を住みかとする人は、心の奥深くの聖域の中に生き、隣人の神殿に侵入したり、冒涜したりすることは決してない。
だから、あなたの頑強な望み、欲望、想像、意見によって、隣人の神殿に決して侵入してはならない。
要求や決定を決して隣人に押し付けてはならない。また、あれこれと、何かすることを強制してはいけない。あなたに喜ばれよう、あるいはあなたから解放されようというだけで、隣人があなたの要求に従うとしたら、あなたは泥棒か略奪者になったことになる。何故なら、あなたが隣人の生きる力の一部を奪ったからである。
隣人の神殿を尊重しなさい。隣人もまた神殿の秩序を修得すべきであり、あなたが隣人の視界を邪魔しさえしなければ、弱さと過ちに自分で気づくであろう。そして隣人は、自ら気づいたことを浄化しなくてはならない。隣人もまた聖域、どんどん浄化される自らの神殿に入ってゆくことができるように。
神殿の秩序の法則性を守れば、あなた自身と隣人に敬意 を払うことになる。
自らを尊重しない人は隣人を尊重することもない。何故なら、その人が神殿の秩序、神殿の法則を自ら守っていないからである。
神殿の秩序は、神殿の法則である。それは永遠の聖なる法則であり、神の中に、神とともに生きることである。
神殿の法則を守る人は、自分の気持ち、感情、思考、話そして行為を神のもとへと高める。これにより、その人は神から満たされ、自分が感じ、考え、話し、遂行することに神の力が宿る。
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